さて、ちょっと今日は本業は置いておいて副業のお話。
ちょうどこんな記事がはてなの方に上がっていて気になったので。
50社受けて未だに内定が出ないことへの感想
どうでもいいけど、Bloggerってトラックバック機能ないのなー。今ごろ気がつくのもどうかと思うけど。
で、記事を読んでて一番気になったのが、「選考結果にはフィードバック(企業からの評価、コメント)がない。」の一文。自分も今の会社で何度か選考には関わったので、確かにこれは解る。企業は絶対に選考結果(特に不採用のケース)のフィードバックは出さない。いや、出せない。
これが「TOEIC650点未満だから」「基本情報処理を持っていないから」「履歴書のこの空白期間は何でしょう(をい)」とかいう書類選考の時点で気づいたわかりやすいケースなら、正直オフレコなら本人に話しても大して問題はない。
通常、IT業界に限らないと思うけど、新卒採用の選考って奴は
(1)会社説明会などを開いて募集
(2)怒濤のごとくやってきたエントリーシートをふるいにかけ、一次選考
(3)一次選考合格者に面接の日程を打診
(4)面接実施
(5)面接担当者が自分の面接分を評価し、人事部に提出(中小だと取締役会に提出のケースも多い)
(6)提出された資料を基に最終判断or二次面接を実施
二次面接実施時は(4)~(6)を繰り返す
という流れになるわけです。
このとき、(2)の一次選考と、(5)-(6)で行われる最終判断は決定的に判断材料が違うんですな~(むぅ)
(2)のケースは、ほんと書類だけです。
飲食店や風俗営業なら写真写りも重要なのかもしれませんが、IT業界では常識をわきまえた服装で普通に貼り付けてくれていればほとんど問題は無し。直筆・印刷も読む側からすると大して差はありません(少なくともまさをにとっては)
この時点では
・賞罰におかしな記載がないか
・矛盾がないか
・明らかに痛い子が混ざっていないか
・SPI試験などを会わせて実施しているケースでは、最低ラインをさらに下回る点数の子はいないか
といったような、絶対評価による足きりチェックしかしてないんですね。
これに対して面談時に見ているのは、中途採用と違って新卒採用の場合
・こいつと一緒に働けるか
・自分たちで教育できそうか
・今後伸びしろがありそうか
といった主観的なチェックがメインになります。
さらに、入社させられる人数には当然限りがありますので、今度は「高い期待値を持った足きりチェック&くぐり抜けた候補によるバトルロイヤル的な相対チェック」です。しかも本人の性格・適正など、成績などとは全く関係ないところで判断するケースも多々あります。(というか、中途採用なら兎も角新卒の履歴書なんてほとんどの中小では面接時にはもう用無しです)
このため、合格できなかった理由をあえて返答しようとすると、「あっちの子の方がよかったので」「なんとなくうちの担当と会わなさそうだったから」と言ったような「それを聞かされてどうしろと」という理由がメインになるんですよなー(むぅ)
まぁ、まさをはどっちかというと中途の面接がメインなんで、新卒面接はあんまりやったことないですけどなー。
(ちなみに中途の場合は基準は簡単で、「こいつは即戦力か?」「(左記がYesの場合)そう判断する材料となる業務経歴書に嘘や誇張がないか」をチェックしてればまぁ大丈夫。)
一つ言えることは、ここまでネガティブに、深く深く沈みそうな人だと、うちだとお断りかなー(むぅ)<入社されてから躁鬱になられても現場が面倒だし
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